【第3回】“やりたいこと”は、あとから育つ──動きながら考える生き方のすすめ

心理学
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おはようから、おやすみまで、わいざーと申します🎵

これは「“やりたいこと”がなくても大丈夫」シリーズの第3回です。
第2回はこちら:「迷ってる時間こそ、自分を育てている」

突然ですが、「情熱って“最初からある”ものだと思ってませんか?」

多くの人が「やりたいことを見つけたら、あとはそこに向かって一直線」とイメージしがちです。
でも実際は、“やりながら、あとから育ってくる”情熱のほうが多いのかもしれません。

「情熱は発見ではなく、形成される」

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スタンフォード大学の研究では、「情熱(passion)」には2タイプあると言われています。

  • 発見型:もともと興味があることを追求していく
  • 発展型:経験や学びを通じて、徐々に興味や意味が深まっていく

そして、大多数の人が実際に持っているのは後者──“発展型の情熱”なのです。

まずやってみる。それがすべてのはじまり

「これ、なんとなく気になるかも」
「ちょっと面白そうだな」
そんな小さな“好奇心の芽”を無視せず、一歩踏み出すこと

このアクションが、のちに
「自分ってこれ得意かも」→「やってて楽しい」→「もっと極めたい」
という流れを生み出していきます。

偶然からキャリアが始まる?

「偶然をチャンスに変える力」として知られるのが、プランド・ハップンスタンス理論(計画された偶発性)です。

キャリアは計画通りに進むものではなく、予期しない出会いや出来事によって道が開かれることが多い
だからこそ、動きながら考える姿勢が大切なんですね。

関連理論では、元リクルートの藤原和博氏が提唱する「情報編集力」も参考になります。
これは「自分なりの問い・体験・切り口で、意味をつくる力」。まさに動きながら形成されるものなんです。

“わかってから動く”じゃなく、“動きながらわかる”

「やりたいことが分かってから動く」という順番は、実は逆かもしれません。

“動いてみたら、好きになった”
“出会ったから、道が決まった”

そんな経験の方がリアルじゃないですか?

“今できる小さな一歩”を、軽やかに

大事なのは、「今すぐ夢を見つけなきゃ」じゃなくて、「今できることをやってみる」という姿勢。

例えば:

  • 気になる本を1冊読んでみる
  • 誰かに話を聞いてみる
  • 軽くバイトや副業をしてみる

どれも立派なスタートです。

まとめ:動きながら“やりたいこと”を育てよう

情熱や天職は、空から降ってくるものではなく、日々の“気になる”を拾っていくことで育っていく

だからこそ、今モヤモヤしていても大丈夫。
焦らず、小さな一歩を重ねていきましょう。

「“やりたいこと”がなくても大丈夫」シリーズはこれで完結です!
読んでくれてありがとう!

では、また次の記事でお会いしましょう!
グッモグッナイグッラック!!

参考リンク

千里の道も一歩から
コトバンク|ことわざ解説ページ(小さな一歩の大切さ)

【情熱の持ち方】情熱がないときは「育てる」がセオリーという話
Working Hippie|情熱を“見つける”ではなく“育てる”という発想

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