【第3回】“声のトーン”で信頼は決まる?——なぜ「声が落ち着いてる人」は好かれるのか

教育
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おはようから、おやすみまでわいざーと申します🎵

突然ですが、「声の印象」で人を好きになったこと、ありませんか?

DALLE 2025 04 22 143422 An anime style young man with spiky blue hair wearing sunglasses a pinstripe suit and a gold tie is having an animated conversation with another s
  • なんか話してるだけで安心する
  • 落ち着いてて説得力がある
  • 逆に、声がキンキンしてて疲れる人もいる…

実はこれ、ぜ〜んぶ「声のトーン」による心理的効果なんです。

今回は、“声の印象が信頼感に直結する理由”を
非言語コミュニケーションと行動心理学の視点から紐解いていきます!


■ 声の印象は「顔以上に記憶に残る」?

メラビアンの法則では、第一印象のうち

  • 視覚(見た目)55%
  • 聴覚(声・トーン)38%
  • 言語情報(話す内容)7%

というデータがよく知られています。

つまり、話す内容よりも「どんな声で話すか」の方が印象に影響するということ。

特に初対面やオンライン、電話などでは、「声の質」がその人の信頼性や安心感を決める重要なポイントになります。


■ 低めの声は「安心感」、高めの声は「緊張感」

心理学的には、落ち着いた低めのトーン=安定・誠実・信頼という印象を与えやすいとされています。

一方で、甲高く速い話し方=不安・焦り・自己主張の強さとして受け取られやすく、時に逆効果になることも。

もちろん高い声が悪いわけではなく、「伝えたい印象」に合わせて使い分けるのがベストです。

たとえば、

  • 初対面の挨拶→低めでゆっくり話すと安心感UP
  • テンション上げたいプレゼン→やや高めで明るく

“自分の声を武器にする”って、めちゃ大事な戦略なんですよね。


■ 「声だけで惹かれる」って、本能だった?

進化心理学では、人間が「声質」で遺伝的な健康・魅力度を無意識に判断しているという説もあります。

例えば、

  • 男性の場合 → 低く響く声=男性ホルモンが多く、自信がある
  • 女性の場合 → 柔らかく透き通る声=若さや女性らしさの象徴

これらはすべて、相手に「魅力的かどうか」を測るための、本能的センサー。

つまり、「声が好き=その人に安心or魅力を感じている」サインなんです。


■ わたしが「声の力」を痛感した瞬間

あるとき、仕事のZoomミーティングで新しいクライアントと初対面になったんですが、
ちょっと緊張していて、声がやたら高め&早口になってしまってたんです。

すると後日、相手からの第一印象が

  • 「思ったより若くて、少し頼りなさそうな感じだった」

と聞いて、ショック…!

それ以降は、あえてゆっくり・やや低めのトーンで話すように意識したところ、

  • 「落ち着いてて頼れる印象になった」
  • 「話がスッと入ってくる」

と、明らかに反応が変わったんです。

それだけ「声=あなたの名刺」になってるんだと実感しました。


■ あなたの“信頼トーン”はどこにある?

ここでひとつ、おすすめなのが自分の声を録音して聞いてみること

初めて聞く自分の声って、「こんなに高い?」「なんか早口?」と驚く人が多いんです。

でもその“違和感”こそが、他人に伝わっているあなたの印象そのもの。

少しだけスピードを落とし、語尾を伸ばさず、
意識して声に“丸み”を持たせるだけで、印象は大きく変わります。


【まとめ】声は、あなたの見えない履歴書

  • 声のトーン=「安心」「信頼」「誠実」のイメージを左右する
  • 落ち着いた話し方は、それだけで「頼れる人」に見られる
  • 声も「印象設計」の一部。磨けばあなたの最強の武器に!

顔は整えられなくても、声は整えられる。
ちょっとした意識で、第一印象が変わるなら、やらない手はないですよね。

では、また次の記事でお会いしましょう!
グッモグッナイグッラック!!


【参考文献・データ】

【関連リンク】

【第1回】口臭は“信頼残高”を削る?——あなたの印象は、フロス1本で変わるかも

【第2回】なぜ“おでこを出す営業マン”は信頼されやすいのか?——顔の印象と非言語メッセージの話

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