おはようからおやすみまで、わいざーと申します♬
突然ですが、皆さん、噂ってお好きだったりしますか?
たとえば、
- 「あのお店、芸能人がよく来るらしいよ〜」
- 「あの人、実は元アイドルだったらしいよ〜」

…みたいなやつです笑
こういう噂って、最初はちょっとした話だったのに、いつの間にか尾ひれがついて、本人に届く頃には全然違う内容になってたりするんですよね〜笑
さて、今日はそんな「噂」と深い関係がある心理現象、
真実性の錯覚(Illusory Truth Effect)
について、ゆる〜くお話していきます♬
🧠 真実性の錯覚ってなに?
真実性の錯覚とは、簡単にいうと…
何度も繰り返し聞いた情報は、たとえ根拠がなくても「本当らしく」感じてしまうという心理現象のことです。
人は、情報の正しさを「聞き覚えがあるかどうか」で判断しちゃうクセがあります。
たとえば、
- 「〇〇食品は体に悪いらしい」
- 「あの成分、危険って聞いたことある!」
…っていう話がSNSやテレビで何度も流れると、
たとえ科学的根拠がなかったとしても、なんとなく「本当っぽく」感じてしまうんです。
この現象は、1977年に研究者Hasherたちによって発表され、心理学の世界では広く知られています(詳しくはPsychology Todayの記事などでも紹介されています)。
📱 SNSの時代は要注意!
この真実性の錯覚、現代ではとくにSNSやメディアの発達によって、より顕著に起こっています。
たとえばX(旧Twitter)やTikTokで「〇〇って実はヤバいらしい」とか「□□はもう終わってる」とか、
似たような投稿を何度も目にしていると、知らず知らずのうちに「なんか事実っぽいな…」と錯覚してしまう。
でもそれ、本当に正しい情報かどうかは別問題なんです。
この辺の危険性は、Wikipedia「真実性の錯覚」にも詳しくまとめられていますよ。
🔍 情報リテラシーの3つのチェックポイント
じゃあ、こうした錯覚に騙されないためにはどうすればいいのか?
ポイントはこの3つです👇
- 情報の出所:どこから発信された情報か?個人の噂か、公的機関か?
- 証拠の有無:データや実験、裏付けがあるかどうか
- 冷静な視点:感情で飲み込まず、ひと呼吸置いて考える
これを習慣づけるだけで、かなりの確率で“錯覚されし真実”を見抜けるようになります!
噂に振り回されず、自分で判断できる力って、やっぱり現代を生き抜く知恵ですよね♬
📚 本と情報リテラシーの関係にも注目!
ここからは、ちょっとだけ昨日の記事の続きです!
昨日は「本がどう普及し、社会にどんな影響を与えたのか」という話をしましたが、
今日はその続きとして、近現代における本の役割と情報との関係を見ていきましょう♬
🕯️ 啓蒙時代と教育の普及(18〜19世紀)
- ルソー、カントなど啓蒙思想家が本を通じて民衆に思想を伝える
- 印刷技術の進歩により、書籍の大量生産が可能に
- 義務教育の普及で、読み書きできる人が一気に増える
- 娯楽としての小説や新聞も大流行
📦 大衆文化と現代(20世紀〜)
- 文庫本・コンビニ本など、安価で手軽な書籍が普及
- 図書館や古本屋で誰でも本にアクセスできる社会に
- 電子書籍・オーディオブックなど、デジタル化の進展
🌍 情報の“逆転現象”
かつては「読む力」がある人が限られていたのに、今は逆に「読む人」が減っている。
その一方で、「ちゃんと本を読む人」=「情報を見極められる人」と見られるようになっています。
技術が進んだ今だからこそ、“知る”ための姿勢が大事なんですね。
📘 本にも「真実性の錯覚」がある?
「本に書いてあるから正しい」と思いがちですが、実はそうとも限りません。
事実が書かれている本もあれば、間違いや思い込みに基づいた本もあります。
大事なのは、「何度も見た情報=正しい」と鵜呑みにせず、“情報の質”で見極める力。
これって、噂話にもニュースにも、本にも共通して言えることなんですよね。

✍ 次回予告:本と情報社会のこれから
というわけで、今回は「真実性の錯覚」と、それがいかに日常に忍び込んでくるかについてお話しました。
次回の記事では、今回の“文字”と“本”についてのまとめと、今後の展望を描いていこうと思います♬
いくつかの記事に分けてじっくり追っていきますので、ぜひお楽しみに!
では、また次の記事でお会いしましょう!
グッモグッナイグッラック!!
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どれもサクッと読めて、ちょっとだけ賢くなれる内容です♬ 気になったものからどうぞ〜!
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