おはようからおやすみまで、わいざーと申します♬

突然ですが、ファミレスのドリンクバーって、種類が多すぎて逆に迷いません?笑
オレンジジュース、メロンソーダ、コーヒー…どれも中途半端に美味しいけど、100点満点の味じゃない。でも、全部ちょっとずつ飲めるから「まぁ、いっか」ってなる。
これって、数学の「四捨五入」とちょっと似てるんですよね。
たとえば「3.14」を四捨五入すると3.1、「3.16」なら3.2。みんな小学校で習ったアレ。でも、よく考えると「なぜ“4”で捨てて“5”で入れるの?」って不思議じゃないですか?
今日はこの素朴な疑問を、ゆるっと、でもちゃんと考えてみましょう。
なぜ「四捨五入」なのか?
そもそも「四捨五入」とは?
四捨五入とは、数字の端っこ(小数点以下など)を“ある位”に丸めるときに使うルール。
- 「4」以下の数字 → 切り捨てる(=捨てる)
- 「5」以上の数字 → 切り上げる(=入れる)
たとえば、
- 3.14 → 小数第1位で四捨五入 → 3.1
- 3.16 → 同じく → 3.2
「五捨六入」じゃダメなの?
五捨六入だと、
- 0〜5 → 捨てる
- 6〜9 → 入れる
一見これもアリに思えるんだけど、実はこれ、計算上はちょっと偏りが出やすいんです。
数字を丸めたとき、全体として「切り捨て」方向に偏ってしまうと、合計がズレてしまう可能性があるんですね。
「5」は中立な数字
「5」は0〜9のちょうど真ん中。だから、4以下(切り捨て)と5以上(繰り上げ)でバランスを取るのにちょうどいいんです。
結果的に、長期的に見て「上にも下にも偏らない」公平な丸め方になっているのが四捨五入というわけですね。
さらに高度な「銀行家の丸め」って?
統計や金融の世界では、より精度の高い丸め方が使われることもあります。その名も「四捨六入五成双」または「銀行家の丸め」。
ルールはこう:
- 5のときだけ特殊ルール
- 直前の数字が偶数 → 切り捨て
- 奇数 → 繰り上げ
例えば、
- 1.25 → 1.2(偶数の2 → 切り捨て)
- 1.35 → 1.4(奇数の3 → 繰り上げ)
偏りが出ないよう、超バランス重視で計算されてるのがこの方法なんです。かっこいいですよね笑
さらに詳しいルールはWikipedia「丸め」や、数学用語集「丸め」にも紹介されています。
日常でも「丸め」は大事
「いやいや、そんな数学的な話、日常では関係ないでしょ〜」と思ったそこのあなた。
実は、丸め方ひとつで「伝わり方」が変わる場面って多いんです。
- 値札の「999円」も、心理的には「1000円」より安く感じる
- 成績を「79.6点」とするか「80点」とするかで印象が変わる
- アンケート結果の「62.5%」をどう四捨五入するかで見え方が違う
つまり、数字の“丸め”は、データの見せ方・伝え方の技術でもあるんですね。プレゼンや資料作成にも効いてくる話です笑

まとめ:数字の裏にある「バランス」の話
- 四捨五入は、数字を公平に扱うためのバランス設計
- 五捨六入だと、微妙に損をすることもある
- 「5」が中立点なのは、数学的に理にかなっている
- 数字の見せ方には、戦略も含まれている
次に「この数字、どこで丸めたのかな?」って思ったとき、今日の話をふと思い出してもらえたら嬉しいです。
では、また次の記事でお会いしましょう!
グッモグッナイグッラック!!
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