おはようから、おやすみまで わいざーと申します♬
突然ですが、SNSのタイムラインに流れてくる“ちょっとセクシーな投稿”に目を止めたこと、ありませんか?
これは男性目線になるかと思いますが、女性でも似たような経験はあるかと思います。

女性が水着姿や肌見せの写真を投稿すると、
なぜか「バズる」「フォロワーが増える」――。(ほぼ男性だと思いますが笑)
これって偶然ではなく、そこには欲望と経済の法則が働いています。
今回は、「女性とエロビジネス」の切っても切れない関係を、
主体性と搾取という両面から見つめ直してみたいと思います。
エロを“武器”にする女性たち
近年、女性が自らの“性的魅力”を活かして発信・収益化するケースが増えています。
- セクシー系インフルエンサー
- グラビアモデル・YouTuber
- 配信アプリでの投げ銭
- 有料コンテンツ配信(FANZA、OnlyFans など)
こうした活動の特徴は、女性自身が主導権を持っているという点。
昔のように“誰かに撮られる”のではなく、
「自分で見せたいように見せて、自分で稼ぐ」スタイルが定着しつつあります。
参考リンク・出典
- SNSのイタイ「セクシー自撮り」に隠された本音 ― 他に手段のない女性たち
[ニューズウィーク日本版]
▶︎ https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/09/sns-1_1.php - ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害(調査報告書)
[ヒューマンライツ・ナウ]
▶︎ https://hrn.or.jp/wpHN/wp-content/uploads/2016/03/c5389134140c669e3ff6ec9004e4933a.pdf
この流れは、女性にとっての経済的な自由・自己表現の手段とも言えるでしょう。
それでも「搾取」は起きている
一方で、エロビジネスが持つ“構造的な搾取”の問題も、根深く残っています。
- 高額報酬をチラつかせて勧誘される
- 契約トラブルや撮影強要
- 出演映像が無断転載・拡散される
- 炎上やネットリンチによる社会的リスク
特にアダルト業界では、「撮影後に公開されない約束だった」「辞めたいのに辞められない」といった被害も後を絶ちません。
「稼げる」の裏には、女性が商品として扱われる構造もまだまだ存在しているのです。
自分を武器にすることは、悪いことじゃない
「性的魅力を見せる=悪いこと」と捉える風潮もありますが、
それは一面的な見方かもしれません。
むしろ大切なのは、
- 自分の意志で発信しているのか?
- 誰かにコントロールされていないか?
- “お金のため”だけで自己評価を下げていないか?
という部分を、主体的に判断できているかどうかです。
特にお金のためと考えている方は要注意です。
お金が無いと生活は確かにできませんが、その為だけに性的魅力を世界中に発信することは手っ取り早いかもしれませんが、長期的な計画がないと後悔が残ります。
欲望を活用すること自体は、決して悪ではありません。
でも、その選択が自分にとってプラスになっているかは、常に問い続ける必要があります。
情報社会に生きる私たちにできること
この時代、エロは簡単に広まり、簡単に消費されるものになりました。
でも、そこに関わる人にはリアルな人生があり、葛藤があります。
私たちにできるのは、その仕組みを理解し、冷静な視点を持つこと。
そして、「自分の欲望」も「誰かの選択」も、尊重しながら向き合うことではないでしょうか。
女性とエロビジネスの関係は、
「自由」と「搾取」が紙一重で並び立つ場所にあります。
だからこそ、表面的な刺激だけでなく、
その裏にある構造や背景に目を向けていくことが大切なのだと思います。
では、また次の記事でお会いしましょう!
グッモグッナイグッラック!!
▼シリーズ記事もぜひご覧ください▼
- 第1回:エロと金儲けの切れない関係 ― 欲望と経済の方程式
- 第3回:テクノロジーはなぜエロに使われるのか?(近日公開予定)
- 第4回:エロに支配されない情報リテラシーとは(近日公開予定)
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