おはようから、おやすみまで、わいざーと申します♪
突然ですが、人は出会ってたったの0.1秒で、相手の印象を決めている―― そんな話を聞いたことはありませんか?
春。新しい出会いの季節。入学式や新生活、初対面が一気に押し寄せてくるこの時期だからこそ、 「第一印象って、いったい何なんだろう?」って、改めて考えてみたくなります。
「見た目で判断するな」なんて、無理じゃない?

わいざーも昔は見た目でビビってました。
小学生のころ、新しく赴任してきた先生がとんでもなく顔の怖い人で、 最初は「絶対この人ヤバいやつだ…」と内心ビビりまくってました。
でも話してみると、めちゃくちゃ生徒思いで優しい先生だったんです。 「あぁ、人は見かけによらないんだなぁ」と思った、あの記憶は今でもはっきり残ってます。
……ただし、その先生はブチギレると誰も手がつけられないくらいヤバい人でして笑
今のご時世なら、間違いなくクビになっていたタイプの先生でしたけどね。
社会に出て営業をやるようになってからは、わいざー自身は“見た目で人を決めつけない”ようになりましたが、 それでも第一印象というのは、やっぱり無意識に感じ取ってしまうもの。
第一印象は“脳の省エネモード”でつくられている?
人の脳はめちゃくちゃズボラです。いちいち全員の性格や背景を丁寧に分析していたら、脳がパンクしてしまいます。
そこで使われるのが「認知の近道(ヒューリスティック)」という仕組みです。
印象をゆがめる2つの心理トリック
- 初頭効果:最初に得た情報が印象に強く残る現象。
- ハロー効果:一つの特徴が全体の印象を左右する効果。
第一印象は“感じるもの”であって、“信じ込むもの”ではない
第一印象を持つのは自然。でもそれを“真実”として信じ込むのは危うい。
この“社会的証明”については、こちらの記事【“なんとなく信用してる”が一番あぶない。】も参照。
まとめと次回予告
次回は、「その第一印象、当たってる?それとも偏見?」――第一印象と現実のズレについて掘り下げていきます。
信頼性のある出典・研究(裏付け補強)
第一印象について、文化差や表情の影響に関連する興味深い外部研究を2つご紹介します。
- 米国人が第一印象で有能と思っても、日本人もそう思うとは限らず –「信頼できる」と第一印象で思う顔立ち、日本人は幼児と大人で違う可能性(実践女子大学 作田准教授の研究)
日本人とアメリカ人の間で、第一印象における「信頼できる」と感じる顔立ちに違いがある可能性を示した研究。幼児と大人で第一印象の形成にも違いが見られることが報告されています。 - 第一印象は表情で決まる?! 笑顔が生み出すポジティブな効果
第一印象を左右する要素として「表情」に注目し、特に笑顔が相手に与えるポジティブな影響について解説されています。表情が印象形成に及ぼす力を知るのに役立つ内容です。
では、また次の記事でお会いしましょう!
グッモグッナイグッラック!!
関連記事(シリーズまとめ)
- 第一印象はなぜこうも強烈なのか?―脳が決めつけたがる心理の正体(第1回)
出会ってたった0.1秒で決まる「第一印象」。そのメカニズムと脳の省エネ思考について解説しています。 - “正しさ”か“思い込み”か?―第一印象と現実のギャップ(第2回)
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自己呈示(セルフプレゼンテーション)を活用し、第一印象を味方につけるテクニックを紹介しています。
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