【第2回】なぜ“おでこを出す営業マン”は信頼されやすいのか?——顔の印象と非言語メッセージの話

ビジネス

おはようから、おやすみまでわいざーと申します🎵

突然ですが、あなたの会社や営業先で、こんな話を聞いたことありませんか?

  • 「デコを出してる営業マンの方が成績がいい」
  • 「前髪で目元が隠れてると、なんか信用しづらい」
  • 「営業は“顔で勝負”って言うけど、あれマジかも」

「え、そんな見た目で変わるの?」と思うかもしれませんが、
実はこれ、心理学的にも一定の裏付けがある話なんです。


■ 額=「無防備さ」と「信頼」の象徴

まず結論から言うと、おでこを出す=“隠しごとのない印象”を与えやすいんです。

人は本能的に、「顔全体が見えている相手」を安心・信頼しやすくなります。

特におでこ=脳のある部分でもあるため、隠れていると「何を考えてるか分からない」と感じる傾向があるとも言われています。

これは心理学でいう非言語メッセージ(ノンバーバルコミュニケーション)の一種。
表情・身だしなみ・姿勢などから伝わる印象は、言葉以上に人の判断に影響を与えるんです。


■ 実験でも明らかに?「顔の見える範囲」と信頼感の関係

アメリカのスタンフォード大学が行った調査では、
「額や目元が隠れている顔写真」と「顔全体が見えている顔写真」では、

後者の方が「誠実そう」「話しかけやすい」と評価される確率が2倍以上高かったそうです。

つまり、“顔の見え方”って思った以上に重要。

髪型を変えるだけで印象が変わるのも、脳が「見えてる部分から安全性を判断」している証拠かもしれません。


■ 私も「おでこ効果」を体験しました

実はわたし、以前あるセミナーに登壇した際、
当日なぜか前髪がモッサリしていて、顔が少し隠れてしまってたんです。

そのときのアンケート結果、

  • 「ちょっと表情が読みにくかった」
  • 「話は良かったが少し距離感を感じた」

という意見がチラホラ……。

次の回では、思い切って前髪を上げておでこ全開で登壇したところ、

  • 「明るく感じた」
  • 「話がスッと入ってきた」

と、印象がまったく違ったんです。

そのときに、「おでこ=情報の開示」ってこういうことか…と体感しました。


■ 「誠実さ」は服装や声より“顔の見せ方”で伝わる

見た目の中でも、第一印象を最も左右するのが目と額

ビジネス書などでも「目線を合わせろ」とよく言われますが、
それと同じくらい「顔の開示面積」も大切です。

特に営業・接客などでは、

  • 「この人は信用できそう」
  • 「ちゃんと話を聞いてくれそう」

という“無意識の評価”が、成約率や信頼構築に影響するケースも。

前髪で顔の一部が隠れていると、知らず知らずのうちに「不安」「警戒」を相手に与えてしまっているかもしれません。


■ おでこを出す=キャラ設定ではなく、戦略

もちろん「おでこ出しが正解!」というわけではありません。

でも、場面によって“どう見せるか”を選ぶ意識は、かなり強力な武器になります。

たとえば、

  • 信頼感・誠実さを出したい営業やプレゼン→おでこを出す
  • ミステリアス・内向的キャラを演出したい→やや隠す

「どう見えるか」を操作できる人は、「どう信頼されるか」も選べるのです。


【まとめ】おでこ=脳が安心する“オープンなシグナル”

  • 顔の見える範囲が広いほど「信頼されやすい」傾向がある
  • おでこ=“隠していない安心感”を与える非言語メッセージ
  • 営業・接客・プレゼンなどでは、「顔の開示設計」も戦略のひとつ

今日の髪型で、明日の印象が変わるかもしれません。
デコ出し、たまには試してみては?

では、また次の記事でお会いしましょう!
グッモグッナイグッラック!!


【参考文献・データ】

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